窓は何かと不満を覚えることが少なくないですが、不満の原因に対策をすることで快適に使えるようになります。寒さや暑さといった不満に対する窓の対策には、カーテンや断熱性が得られるボードの組み合わせがおすすめです。カーテンはより厚手のものにするのが有効で、光が通らないくらいの厚みのある生地ほど、冷気も熱気も室内に伝わりにくくなります。ボードは窓の光や視界を遮ることになりますが、断熱対策としてはかなり有効ですし、多少の手間はあるもののあまりコストを掛けずに済みます。
DIYに心得があったり工具を一通り持っている人であれば、ホームセンターに駆け込むことで、すぐにでも不満を解消することができます。窓から入り込む騒音の対策も、基本的には寒さや暑さに対するものと同様で、やはり音を遮るものを設置するのが有効です。ただ音はエネルギーが大きく、カーテン程度で防げるものではありませんから、他の方法を組み合わせる必要があります。ボードは断熱性のあるものを使って応用することも可能ですが、吸音や遮音のように、騒音対策を目的に設計されている製品を選ぶのが望ましいです。
部屋の外側に断熱材、内側に吸音材や遮音材を組み合わせて層にすれば、窓から入り込む不快な騒音はかなり小さくなるはずです。他にもサッシの汚れや虫の侵入を防ぐ隙間埋め、開閉がスムーズになる建てつけの見直しと調整など、できることは他にもまだまだあるので、検討の上で挑戦してみることをおすすめします。