一戸建ては、文字通り 住宅が一戸で独立して建っている建物、住宅となります。一戸建て住宅には、所有権があるものが分住宅と呼ばれ、所有権がないものは賃貸住宅と呼ばれます。また、住宅は上記一戸建て住宅とは別に、共同住宅と分類される建物もあります。共同住宅は、文字通り共同で住む住宅ですので、原則他人と一緒に使用する部分がある建物となります。

古い建物なら、お風呂やトイレが共同と言う建物も多くありましたが、近年は少なく、住居までの廊下や建物入口エントランスを共同使用する建物が主流となっています。一戸建て住宅では、居住する人数は建物規模が小さいこともありますが、世帯主を中心とした少人数での生活コミュニティを形成する事となります。一方、共同住宅は建物全体の規模が大きく、設備や提供を受けるサービスなどが戸建て住宅より充実している事が特徴です。いずれの住宅にも一長一短がありますので、一概にどちらが良いとは言えませんがよく、議論されている問題であります。

コストや責任感でみますと、共同住宅の場合は共同であることから分散出来る事が大きな点となります。ただ、分散出来る代わりに、全体の合意を得る、一致すると言う事が非常に難しい面としてあることは事実です。ただ、高齢者や障害のある方などにおいては共同住宅の方が周囲とのコミュニティを取りやすく、また設備的にも使い勝手など配慮されていますので、住むことに適している面もあります。

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